糸鋸ロックを行ったの38歳頃だったかな?糸鋸寿司で留まっていてはいけないと思い始めてた時、電動糸ノコの刃を見ていたらギターの弦のように見えたんだ。そこから始まった。ロックだ。糸ノコロックをやってみたい。見たことないショーをやってみたいといいう衝動が俺の魂を揺さぶった。音楽ではステージに立つことができないが、電動糸ノコならそれができるんじゃないかって思ったんだ。そして仲間に声をかけたら、皆、快くメンバーになってくれた。近隣のショッピングセンターで木工イベントを開催し、その中の一つの催しとして糸ノコロックをやったんだ。仲間の奏でる音楽に合わせて、決して上手とは言えない歌を歌い、電動糸ノコで木の動物を切り抜き観客に受け取ってもらった。前代未聞のショーを行ったことで一つ大きな壁を乗り越えたような気がしたよ。それから俺は様々なことにチャレンジできるようになったと思う。岡本太郎さんの言葉に刺激されたのはその時だ。「どちらかの迷い道に立った時、大抵の人は無難な道を選ぶ、だけど自分が行きたいと思う道があれば、その先に何があるかわからない険しい道だとしても、その道を選ぶことで、人生が開かられる」って感じの言葉
もし、俺があの時、勇気がなくて、糸ノコロックという前代未聞のショーをやらなかったら、どうなっていたのか?それは誰にもわからないが、やってのけたことで、一つの壁を乗り越えたことは間違いなかった。
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