機械、道具

スタジオナルカリの使用する機械

YUTAKA YSC-500Fメンテナン

良い作品を作るにはメンテナンスはかかせません。

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当然なことかもしれませんが、機械のメンテナンスは作品を作る上で大変重要なことだと思います。電動糸ノコでも毎日の油の注入にはじまり、作業前の刃と盤の直角をみたりとか、いろいろと点検しておきたい箇所があります。ときどき「以前に比べて材が上手く切れないが何故か?」という問い合わせがありますが、ちょっとした日々のメンテナンスを知らなかったことが原因だったということもよくある話です。ここでは、Dr.ナルカリ愛用のYUTAKA YSC-500Fのメンテナンスについて紹介させていただきます。

油の注入

糸鋸の使用前にはかかせないメンテナンスです

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電動糸ノコYSC-500Fはピストン運動をして刃を動かすことになります。そのため、駆動部への油の注入は動きをよくするため、そして機械を長持ちさせるためにはかかせないメンテナンスとなります。毎日の使用前には右の写真の箇所にミシン油を与えてあげましょう。また、一日中作業する場合には適度に油を与えて機械に潤いを与えてあげてください。

バネの交換

数ヶ月に一度はバネの交換が必要です

P1010002.JPG油の注入が日常のメンテナンスなら、バネの交換は数ヶ月おきの定期点検で必要な項目である。伸びてきたバネを放っておくと、材が奇麗に切れない原因にもなるのです。バネが伸びてくると刃の張りが弱くなり、材を切るときに刃が「く」の字に曲がってしまいます。これが材を奇麗に切れない要因を引き起こしていることがあります。作品を奇麗に作るためにも、伸びきったバネの状態で放っておかないで、新しいバネを購入してください。

バネの交換方法

上の写真のように順々に機械の部品を分解していきます。 元に戻すときのために、ばらす前の状態をしっかり覚えておけば、後で困ることがありません。

バネを交換しない場合でも、この定期点検時にグリースを塗布してください。古いグリースを拭き取り、新しいグリースを塗ってやると良いでしょう。バネの交換やグリースの塗布などを終われば、元の状態に戻してやってください。この交換の後は、交換前と比べて機械の調子が良くなったと感じられると思います。それは自動車のオイル交換やタイヤ交換よりも、あきらかな違いに感じられることだと思います。


ポイント:これはDr.ナルカリが実際に行っている電動糸ノコのメンテナンスです。電動糸ノコの使用頻度などで交換時期などに違いがでると思いますが、調子がおかしいなと思うときは、バネの可能性もあるので、時々、検査してください。

注意:バネの交換時には油等で手や盤が汚れてしまいます。軍手を着用したり、交換後に盤に付着した油などをウェスで拭き取ってください。